「スイーツが美味しい!」と若い女性に人気の旅行先である台湾。最近では台北で人気のマンゴースイーツ店が原宿に初出店し、連日行列が絶えない様子。なかでも特に人気のあるマンゴーかき氷は、ふわふわとした氷に、濃厚なマンゴーの果肉、ハートのマシュマロなどさまざまなトッピングが乙女の心をわし掴みにしているようです。亜熱帯に属する台湾で人気のカキ氷。 実は、そのトッピングはマンゴーだけではないのです。
さっそく台湾で人気のカキ氷トッピングをご紹介しましょう。
1. 果実のおいしさをそのまま頂くフルーツジャム
まず台湾での定番といえばフルーツジャムです。日本でもいちごやブルーベリーなどの自家製ジャムをかき氷にトッピングするのを見かけますが、台湾ならではといえば、南国フルーツの代表格であるパイナップルジャム。台湾産の完熟パイナップルをジャムにしてかければ最高にトロピカルなかき氷の完成です。
2. プルプル触感が病みつきのゼリー
ゼリーは、仙草や愛玉といった薬草から作るさっぱりとしたものや、サツマイモ粉から作るこんにゃくのような触感のものなどを甘いシロップ漬け・ノした自家製ゼリーが主流です。プルプルとした食感が、かき氷のシャリシャリとした歯触りと絶妙にマッチしておすすめですよ!
3. トロリと濃厚な甘さがクセになるピーナッツ
皮をむいたピーナッツをじっくり半日近くかけて煮込むと、真っ白でとろとろの濃厚なピーナツソースができます。これをシャリシャリのかき氷の上にかければ、まるでコンデンスミルクのような甘みとコク、そしてつぶつぶの食感が楽しめます。
4. あずきだけじゃない
豆類もかき氷に豆、といえば日本では小豆ですが、台湾ではその他に緑豆などもメジャーです。どちらも豆のつぶつぶ感を残しながらやわらかく煮ており、さっぱりとした甘さが特徴です。
5. 自然の甘さにハマるかも!?
麦芽麦芽は、水あめの原料になったりもする代表的な甘味料ですが、日本人にとっては非常に変わり種なトッピングだといえるでしょう。隠し味にチョコを入れて煮込むなど工夫をしている店もあります。香ばしく自然な甘さに、ファンも多いそうです。
6. 台湾ではメジャーな“芋煮”
「かき氷にお芋!?」と驚いてしまいそうですが、台湾では一番主流なトッピングと言ってもいいかもしれません。タロイモ、サトイモ、サツマイモなどを少し煮崩れるまで甘く煮こんで、かき氷の上にどっさりと。やさしい甘さと氷がベストマッチです。
7. まるで冷製コーンポタージュ?
トウモロコシ少し前に日本のアイスメーカーがコーンポタージュ味のアイスを出して話題になりましたが、台湾でのかき氷には以前から当たり前のようにトウモロコシのトッピングが存在していました。甘く煮たコーンのシャキシャキ感とつぶつぶ感に氷のひんやりとした舌触りが絶妙! 一見スープのようですが、れっきとしたスイーツなのです。
8. 和テイストに親近感!?
お団子日本でもかき氷に白玉団子を乗せるのは、一般的であるため、味の想像はつきやすいでしょう。しかし、台湾のお団子類はそのボリュームが違います。氷の上にお玉いっぱいのお団子をどっさりとかけるのです。日本でも一時期流行したタピオカなどもお玉でたっぷりとかけてしまいます!ちなみにこのタピオカやお団子をはじめ、もちもちとした食感のものはすべて、「QQ(キュウキュウ)」と呼ばれ、台湾の若い女の子たちに大人気だそうです。
お気に入りを探そう!
台湾ならではのかき氷のトッピングを8つ紹介しましたが、お好みのトッピングはありましたか? 台湾では、ほとんどのかき氷屋さんで、トッピングが2~3つは選べるようになっており、好きな味を組み合わせることができます。
例えば、暑さのあまり、さっぱりとしたものが食べたいときにはフルーツジャムとゼリーがおすすめ。さわやかにのどを潤してくれます。少しおなかが空いているときは、お団子やお芋のトッピングがいいでしょう。ボリューム満点でおなかも満たされます。暑さで食欲がなくても氷と一緒にするりと食べられますから、夏バテにも効果的かもしれませんね。あまりにトッピングの種類が多くて何を選んでいいのか悩んでしまうこともあるので、はじめのうちは、店員さんにおすすめを聞くのもよいでしょう。
また、これを参考に自宅で作るかき氷をアレンジしても楽しそうですね! 組み合わせによっては思わぬ味の発見もあり、飽きることがないのが台湾かき氷の醍醐味。ぜひあなただけの味を発見してみてください。
参考: