大福に合うくだものでまず思い浮かぶのは、いちごではないでしょうか?
餡子の甘さといちごの甘酸っぱさが絶妙なハーモニーを奏でるいちご大福は、世代を問わずファンも多いでしょう。外国人にも人気があるようです。実は、いちごの他にも大福に合うくだものは案外たくさんあるのです。今回はそんなくだものを7つ紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
甘酸っぱさが合うくだもの
1. キウイ
ビタミンCが豊富で美容にも効果があるキウイ。程よい甘酸っぱさが餡子と合います。きれいな緑色やキウイならではの形は、切り分けた時の断面も色鮮やかで可愛らしいですね。手作りする場合は、お好みに合わせて完熟のキウイを使ったり、果肉が黄色いゴールデンキウイを使ったりすると、また違った味わいに。餡子も、白餡を用いるなどしてアレンジをしても良さそうです。
2. パイナップル
南国の日差しをいっぱい受けて育ったパイナップルは爽やかな甘酸っぱさが魅力的で、こちらも甘い餡子と合いますね。キウイとは違う、ジューシーな口当たりも魅力。完熟で甘味が強いものだとなおさらです。大福を手作りする場合には、缶詰でも対応できるため手軽に作れそうですね。また、クリームチーズなどを入れても濃厚な大福に仕上がりますよ。
3. みかん
日本の冬のくだものの代表格。食べ慣れたみかんの甘酸っぱさは、意外にも餡子と合います。小さめのみかんを丸ごと1個入れたものがポピュラーかもしれません。特に白餡が合うようです。食べると果汁が口いっぱいに広がりますよ。
甘さ・ジューシーさが合うくだもの
4. 桃
食べると口いっぱいに甘さと果汁があふれる桃。他のくだものより旬が短く、高級感がありますね。桃そのものが甘いため、餡子と合わないのでは? と想像しがちですが、餡子の甘さを控えめにすると、桃の本来の甘さがいかされておいしい大福になります。
5. ぶどう
巨峰、ピオーネ、マスカットなど種類と味が豊富なぶどう。甘さとジューシーさが魅力です。大きめのぶどうは一粒の大きさが大福にぴったり。餡は白餡のものが多いようですが、黒餡も合いそうです。独特の食感と甘さが光るあのくだものも意外にマッチ!
6. 洋なし
ユニークな形ととろりとした果肉、濃厚な甘さが特徴の洋なし。ラ・フランスが有名ですが、バートレットなど他の種類もあります。手作りの大福に入れて、生クリームなどをプラスしてもおいしそうですね。
7. バナナ
ねっとりとした食感と、しっかりとした甘さ、水分の少なさが特徴のバナナは、一見、大福とは縁がなさそうですが、意外にも黒餡との相性が良いのです。バナナの甘さに合わせて、餡子の甘さを調節するのがポイント。バナナは年中手に入りやすいため、家庭でも作りやすいですね。
固定観念にとらわれないで、さまざまなくだもので楽しんで!いちご大福が売りだされたときは「くだものと餡子なんて…」という声もありましたが、今ではすっかり定番になっています。くだものの甘酸っぱさは餡子と相性が良く、一度食べればクセになってしまうもの。是非ほかのくだものでの大福にトライしてみましょう。
お店でもいろいろな種類の大福が売られていますし、手作りすればさらに多くの種類のくだもので楽しめます。餡子も、黒餡、白餡などを好みで選んだりとアレンジも可能です。和菓子を頻繁に食べることがないという方も、フルーツ大福でいろいろな味のハーモニーを楽しんでみませんか?
参考: