海外でブームを巻き起こした、かわいいカップケーキ。カラフルなデコレーションはプレゼントにもぴったりですが、「デコレーションを自分で施すのは難しそう」と感じている人も多いのではないでしょうか? 実は、海外では昔から気軽に家で作るのが主流のため、決して難しいものではないのです。
そこで今回は、見ているだけで心がウキウキするようなデコレーションの作り方をご紹介します。
専門店のかわいいカップケーキを、手作りや市販のもので簡単に再現できる上に、色や甘さも調節できて、ヘルシー志向の女性や甘いものが苦手な男性でも、おいしく楽しむことができます。きっと家族みんなに喜ばれるはずです!
好みで選べる、2種類のデコレーション
カップケーキといえば、カラフルでかわいらしいデコレーションが魅力です。いろいろなデコレーションの種類がありますが、そのなかでも簡単に家庭で作ることができる2種類のデコレーションクリームをご紹介します。
濃厚でリッチな味わいの“バタークリーム”
生クリームよりも傷みにくく、保存や持ち運びにも便利なバタークリームは、カップケーキのデコレーションにぴったりです。食紅で好きな色を付けて、カップケーキの上に絞り出せば、立体的でかわいらしいデコレーションを簡単に楽しむことができます。また、無造作に塗るだけでも、おしゃれに楽しめます。
材料:
- 無塩バター 150g
- 牛乳 大さじ3(必要に応じて調節)
- 粉砂糖 250g
作り方:
- バターを泡だて器で、なめらかになるまで混ぜる。
- クリーム状になったバターに、牛乳と粉砂糖を入れて混ぜ、むらがなくなったら完成。
バタークリームは、その名の通りバターをたくさん使うので、ヘルシーさを求める人は要注意です。バタークリームをデコレーションに使う場合は、カップケーキ本体にあまりバターを使わないようにすると、しつこくなりすぎず、カロリーもカットできますよ。
さっぱりとした甘さの“アイシング”
アイシングは、卵白と粉砂糖で作るため、コレステロールやカロリーを気にする人にも最適です。卵白以外でも、乾燥卵白やメレンゲパウダーでより簡単に作ることもできます。乾かすとしっかりと固まるので、細かいデコレーションや文字などをデザインしたい場合にも適しています。
材料:
- 粉砂糖 2カップ
- 乾燥卵白(もしくは、メレンゲパウダー) 大さじ2
- お湯 大さじ3(必要に応じて調節)
作り方:
- 粉砂糖と乾燥卵白をふるいにかける。
- 1にお湯を少しずつ入れながら、好みの硬さになるまで泡だて器で混ぜれば完成。
お湯を入れ過ぎると、デコレーションがしにくくなるので、細かいデザインを楽しみたい場合は、硬めに作るのがポイントです。パイピングバッグを使って、バラなどを作ることもできます。手軽に楽しみたい人は、流れ落ちない程度に柔らかめに作って、カップケーキの表面に塗るだけでも、なめらかで、雪が解けたような、独特な質感を楽しむことができます。
アレンジで個性的なデコレーション
バタークリームはバターの風味と濃厚な味わい、アイシングは独特な質感とさっぱりとした味わいが魅力です。カロリーや質感など重視するポイントから選べば、個性的でかわいいデコレーションを簡単に楽しむことができます。華やかで個性的なデザインも楽しめるので、特別な日のプレゼントにも喜ばれるはずです。
市販のカップケーキや手作りのカップケーキとデコレーションに必要なキットを用意して、デコレーションを楽しみながら食べる、カップケーキパーティも楽しいかもしれません。
家族みんなが笑顔になるような手作りカップケーキとデコレーションを、是非おうちで挑戦してみてください!
参考: