クリスマスプレゼントに、ちょっとしたスイーツを添えて渡しませんか? ほんの小さなもので十分です。それだけでプレゼント効果が倍増します。また、スイーツをプレゼントにするのもアイデアのひとつです。
甘いクリスマスを過ごす、お菓子の魅力をお伝えします。
プレゼントだけ? スイーツもつけて甘いひとときを
あくまで主役はプレゼント。でも、そこにスイーツのおまけが付いていたら、うれしいものです。
宝石のようなチョコレートを一粒
ショコラティエが一つひとつ手作りするようなチョコレートをひと粒だけ添える……こんなクリスマスプレゼントの渡し方もおしゃれです。
かわいい小箱を開けたら、宝石のようなチョコレートが出てくるなんて、ロマンチックなクリスマスを過ごす最高の演出になるでしょう。
スミレの砂糖漬けでロマンチックに
白い砂糖がけから透ける美しいスミレ色の花びらは、見ているだけで心が弾むものです。香りも良いので、紅茶に浮かべて飲んだりもします。
小さなボトルにスミレの砂糖漬けを詰めて、クリスマスプレゼントのラッピングに添えて渡せば、印象的なものになるでしょう。スミレの花言葉には、「小さな愛」「誠実」などがあります。心を込めて渡す恋人へのプレゼントにぴったりですね。
パステルカラーのドラジェでかわいらしさを
ドラジェは、アーモンドをパステルカラーの砂糖がけにしたものです。チョコレートを砂糖がけにしたタイプもあります。
白、ピンク、ブルー、グリーンなどのカラフルな小さな楕円形のお菓子は、見た目もかわいらしいので、クリスマスプレゼントの引き立て役にピッタリです。
焼きメレンゲで遊び心を
ふんわりと焼き上げたメレンゲは、カサがあって見映えがするので、ジュエリーなど小ぶりなプレゼントに添えて渡すと良いでしょう。大きな箱からは焼きメレンゲが、小さな箱からはジュエリーが出てくる……こんな遊び心のあるプレゼントの贈り方もステキですよ。
シュガーベールで繊細な美しさを
シュガーベールは、専用のアイシングをレース模様のシリコン型になでつけ薄い膜のようにして、乾いた後に剥がして使うものです。プレゼントの上からリボンのようにかけたり、包んだり、自由自在に扱えます。食べてしまうのがもったいないほどの繊細さで、もらった人は思わず息をのむでしょう。
クリスマスのスイーツをプレゼントに
欧米では、クリスマスシーズンにだけ作られるようなお菓子があります。プレゼント選びに迷ったら、そんなスイーツを選んでみてはいかがでしょう。どこの国のものか、どんなふうに食べるのかなど、ひとこと添えて贈れば、気の利いたプレゼントになります。
イタリアのパネットーネ
イタリアでは11月にもなると、パネットーネがあちこちで売られるようになります。甘く気泡の多いパン生地に、リキュール漬けのドライフルーツなどを混ぜて焼いてあり、ふんわり軽い食感が特色です。
パネットーネは、日持ちがするのでクリスマスプレゼントとしてもよく利用されます。薄く切って、スプマンテやプロセッコなど発泡性のワインや、パッシートなど甘いデザートワインと一緒にいただくのがイタリア流です。
ドイツのレープクーヘン
ドイツのレープクーヘンは、大きめサイズのクッキーに、カラフルなアイシングで絵を描いたものです。シナモンやクローブなどの香辛料を入れてあるので香りが良く、さらに、日持ちもします。
鐘や天使、モミの木の形など、クリスマスモチーフのレープクーヘンをプレゼントして、ツリーに飾ってもらい、クリスマス当日に食べてもらうのも楽しいものです。レープクーヘンをツリーから外すときは、大人でも心躍るのではないでしょうか。コーヒーによく合うタイプのクッキーですが、もちろんデザートワインと合わせてもおいしくいただけます。
ノルウェーのクランセカーケ
ノルウェーでお祝いごとに欠かせないクランセカーケは、もちろんクリスマスにも食べられます。アーモンドの粉と粉砂糖、卵白で作った生地をリング型にして焼き、それを段々に上の方へ重ねていくのですが、リングのサイズが少しずつ小さくなっているので、まるでツリーのように見えます。
リング型のクッキーがあればできるので、手作りしてもいいですね。クッキーとクッキーはアイシングを接着剤代わりにしてつけます。横からもアイシングが見えるようにすると、模様のようになってきれいです。
スイーツマジックで、クリスマスプレゼントをバージョンアップ
今年のクリスマスは、プレゼントにスイーツを添えて贈りましょう。プラスワンのその遊び心が、おしゃれに見えたり、気が利いて見えたり、思わぬ効果を生んでくれるかもしれません。
スイートなクリスマスプレゼントで、今年のクリスマスはロマンチックに過ごしましょう。
参考: