秋から冬にかけてはさつまいもがおいしい季節です。あのホクホクとした食感とやさしい甘さがたまりませんね。さつまいものお菓子といえばスイートポテトです。手作りするのは大変そうと思う方も多いかもしれませんが、実は意外と簡単に作ることができます。
食物繊維がたっぷりと含まれていて、女性にはもちろん、子どものおやつとしても大活躍しそうです。
今回はスイートポテトのいろいろなレシピを紹介します。気になるレシピはぜひ試して、お気に入りを見つけて下さいね!
さつまいも本来のおいしさを楽しむ定番レシピ
材料:
- さつまいも中1本 約300グラム
- バターまたはマーガリン 30グラム
- 砂糖 30グラム
- 牛乳または生クリーム 大さじ4
- 卵黄 1個分
作り方:
- さつまいもは適当な大きさに切り、電子レンジで3分ほど過熱する。様子を見て、さらに2、3分過熱する。または、柔らかくなるまでゆでるか蒸す。
- 柔らかくなったら皮をむいて、手早くつぶす。なめらかなものが好みなら裏ごしする。
- つぶしたさつまいもにバター、砂糖、牛乳、卵黄(照り用に少々残しておく)を入れて、よく混ぜる。
- 好みの大きさ、形にまとめて、アルミカップなどに入れるかオーブンペーパーの上にのせ、照り用の卵黄を塗る。
- 焼き色が軽くつくまで、180度のオーブンかオーブントースターで5分から10分ほど焼く(焼き時間は機種によって調節する)。
ホットケーキミックスを利用したレシピ
家庭にあるホットケーキミックスを利用して、ケーキ風のアレンジに挑戦してみましょう!
材料:
- 牛乳 300cc
- 加熱してつぶしたさつまいも 150グラムから200グラム
- 砂糖 50グラム
- ホットケーキミックス 50グラム
- バター 30グラム
- 卵 2個
作り方:
- オーブンを180度で予熱する。
- 材料を全部ボウルに入れてよく混ぜる。ミキサーやフードプロセッサーで混ぜるとなめらかな生地になる。
- ケーキ型に油を塗って、小麦粉をはたくかオーブンシートを敷いておく。
- 生地を型に流し込んで、オーブンで50分ほど焼く。焼き時間は焼き加減を見て調整する。
- 焼きあがったらオーブンから出し、粗熱がとれてから冷蔵庫で冷やす。
冷凍パイシートを利用したレシピ
冷凍パイシートを利用すれば、パリパリ感をプラスすることができます。
材料:
- 定番のスイートポテトの生地 適量
- 冷凍パイシート 2枚
- 卵黄(照り出し用) 適量
作り方:
- 冷凍パイシートは冷凍庫から出して常温に戻しておく。
- パイシートは1枚を四等分して、そのうち2枚の中央に4本切り込みを入れる。残りの2枚はフォークなどで穴を開けておく。もう1枚のパイシートも同様に。
- 穴を開けたパイシートの中央にスイートポテトの生地をたっぷりのせ、切り込みの入ったパイシートを上からかぶせて端をフォークでしっかりと押さえる。
- クッキングシートを敷いた天板にポテトを並べ、表面に卵黄を塗る。
- 200度のオーブンで10分焼き、180度に温度を下げて15分焼く。
クランブルで見た目をおしゃれに!
クランブルを作っていろいろなお菓子にトッピングすれば、味わいや食感が楽しめるほか、見た目だって華やかになりますね。
材料:
- 薄力粉 100グラム
- バター 50グラム
- 砂糖 50グラム
作り方:
- バターは混ぜやすいように適当な大きさに切っておく。
- ボウルにバターを入れ、小麦粉と砂糖を加えてバターの固まりをつぶすような感じで混ぜていく。最初は粉っぽいが、だんだんとそぼろ状になってくる。2~3分で全体がそぼろ状になったらクランブルの完成。
- スイートポテトの生地にのせて焼く。余ったら、ケーキやフルーツにのせて焼くといつもと違った食感が楽しめる。
素朴なおいしさを味わい尽くそう!
秋になると、ほっこりしたさつまいもの味が、なんだか恋しくなってきますね。自然な甘みがあるので、砂糖の量が少なくてもおいしく食べられ、スイーツ作りにぴったりな食材です。繊維たっぷりでヘルシーなので、ダイエットが気になる人でも安心です。
基本の作り方を覚えてしまえば、いろいろアレンジもできるスイートポテト。豊富なレシピで秋の味覚を楽しみましょう!
参考: