何かを手伝ってもらったり、教えてもらったりした友人や同僚に、感謝の気持ちを伝えるために、ちょっとした贈り物をしたい……。そんなプチギフトとして、お菓子は最適なアイテムです。
お店の紙袋や包装紙のまま渡しても良いですが、自分の手でラッピングをすることで、いっそう感謝の気持ちが伝わる、特別なお菓子に大変身します!
今回はそんなラッピングのアイデアをご紹介します。手先が不器用だからラッピングなんて……という方でも、簡単にトライできるものばかりです。ぜひ、素敵な贈り物に仕上げて下さい。
ワックスペーパーでおしゃれ度アップ
まずは、きっちりと折って包むのが苦手という方におすすめしたいのが、ワックスペーパーを使った方法。ワックスペーパーの風合い自体に、おしゃれな味があるため、これだけで十分サマになるのが嬉しいところです。
また、ワックスペーパーは湯気も通してくれるため、焼きたてのクッキーやパウンドケーキでも安心して包むことができます。まずは、クッキーやキャラメルなどを入れてラフに包んでみて下さい。素朴さのなかにも雰囲気を感じられますよ。
ワックスペーパーには、四角形と長方形、袋タイプになったタイプなどの種類があります。お菓子を包んだら、キャンディのラップのように両端をキュッと結んでリボンや毛糸で結んだり、封筒のように折ってシールでとめたりして、おしゃれに仕上げましょう。
素朴でシンプルなワックスペーパーには、クッキーやケーキなどの焼き菓子だけでなく、羊羹のような和菓子を包んでもなじみます。両端を渋いグリーンや朱色の毛糸で結べば、和風なラッピングが完成します。
ガラスの小瓶は保存性もばっちり
透明なガラス瓶に入れたお菓子は、見た目にもきれいで、よりおいしそうに見えませんか。美しいデザインの瓶は、そのままインテリアのように飾ることができるため、贈り物をもらう側にとっても嬉しいものです。
また、ふた付きのガラス容器なら、割れやすいお菓子や湿気やすいお菓子の保存にも適しています。例えば、細長いクラッカーは、包装紙で包むと割れてしまう可能性も。ガラス瓶に立てて入れてしまえばそうした心配もなく安心です。
ほかにもかりんとう、キャラメル、ドロップクッキーなど、小さいものや細長いお菓子が似合います。これなら湿気やすいお菓子もプレゼントにすることができますね。
空き箱だって有効活用!
無地の段ボールの小さな箱があれば、それを利用してみるというのもひとつの手。お気に入りの布や切れ端があればそれを細長く切って、段ボールにりぼんがけするととてもキュートに仕上がります。また、段ボールにクレヨンでハート型や星形のイラストを描いてもいい味が出ますよ。
布を使って世界にひとつのラッピング
家に切れ端の布などがあればそれを利用して、自分だけのオリジナルラッピングが可能です。透明のビニール袋にクッキーを入れて封をしたら、今度はそれを布で包みます。包んだあとは紐を使用してリボン結びに。ころんとかわいらしいラッピングが完成します。使用する布や紐の組み合わせで、色味や雰囲気を変えられるので、作る側も楽しいですね。
マスキングテープを活用
ほかにも身近なアイデアとして茶封筒を利用してみるのはどうでしょう。茶封筒は色も形も地味ですが、ちょっとしたお礼の気持ちを伝えるのには使えるアイテムなのです。
キャラメルなどを茶封筒に入れて、マスキングテープでくるくると巻きながら封をすると無造作ながらもおしゃれな雰囲気が漂います。
マスキングテープは落ち着いたアースカラーからビビッドなピンクやグリーン、水玉にストライプなどさまざまなデザインがあります。また、これらのテープを白い紙コップに貼ってコラージュしてもかわいいですよね。
マスキングテープの可能性は無限大。値段もお手頃なので、いくつか揃えておくとさまざまな場面で活躍してくれますよ。
ラッピングで相手も自分もハッピーに
今日はちょっとしたお菓子を素敵にかわいく見せる方法を紹介しました。自分なりに工夫したラッピングは相手にもその気持ちが伝わるもの。材料さえそろえれば簡単に出来ますよ!ぜひ試してみて下さいね。
参考: