秋の訪れとともに、文化祭のシーズンを迎えます。学生ではなくても、近隣の学校の文化祭を訪れるのは、なかなか楽しいものです。文化祭の名物といえば、やはり模擬店。生徒たちが工夫を凝らした屋台の間を食べ歩きながら、食欲の秋を満喫してみては。
そんな模擬店でおすすめのスイーツをピックアップしてみました。家でも役に立ちそうな、おいしくて簡単なアイデアレシピが発見できるかもしれません。
手軽に食べられるスイーツに注目
文化祭の模擬店では、ゆっくり味わうというよりも、歩きながら手軽に食べられることが最優先。子供たちへのおやつやホームパーティーの時に役立ちそうな、アイデアにあふれたスイーツが並んでいます。
ラクラク作れるチュロス
まずは、揚げたてのいい匂いに誘われて、チュロスの屋台をのぞいてみましょう。日本でもすっかりおなじみとなったチュロスは、スペインやポルトガル、ラテンアメリカ諸国のお菓子です。 文化祭の模擬店では、生地に抹茶やココアを加えたり、アツアツの揚げたてにシナモンシュガーやメープルシロップをかけたりと、アイデアあふれるバリエーションが登場しています。
歩きながらでも食べやすいこのスイーツは、実は材料もシンプルで作るのもとっても簡単です。レシピをご紹介しましょう。
材料:
- 薄力粉 100g
- バター 10g
- 水 180cc
- バター 少々
- 揚げ油 適量
- お好みでグラニュー糖やシナモンシュガー 少々鍋に水、塩、バターを入れて沸騰したら火から下ろし、ふるった薄力粉を一気に加えて手早く混ぜます。しっかりと練って柔らかくなったら粗熱をとり、星型の口金のついた絞り袋に入れます。好きな長さに絞り出しながら油で3分ほど揚げ、熱いうちにグラニュー糖やシナモンシュガーをまぶして完成です。 ホットケーキミックスで簡単手作りワッフル
- クリームやフルーツのトッピングが楽しいワッフルも、文化祭では人気のスイーツです。ワッフルそのものは、ホットケーキミックス200gに卵1個、牛乳150cc、溶かしバター15gを混ぜ合わせ、ワッフルメーカーに流し込んで焼くだけ。そこに、生クリームやチョコレートソース、メープルシロップと、季節のフルーツをトッピングすれば、見た目も豪華なスイーツが出来上がります。手間もかからずボリュームもあるワッフルは、作る側にも食べる側にもうれしい、お手軽スイーツといえそうです。
- 作り方:
定番のクレープは中身で勝負
模擬店スイーツの定番と言えばクレープですが、最近はその中身に注目が集まっています。 チョコレートシロップとバナナ、生クリームといった定番のものだけでなく、野菜やソーセージなどを挟みこんだ食事系のクレープや、生地にそば粉を使った「ガレット」に、レタスやハム、チーズなどを巻いたメニューも好評です。他にも、抹茶を混ぜ込んだ生地に、あんこや白玉を入れた和風クレープなど、生地や中身にも工夫を凝らした商品が目立ちます。
今年は新たな具材を中身にしたクレープも登場してくるかもしれません。
近頃の人気はタピオカドリンク
若い女性の間で人気のタピオカドリンクも、近頃では文化祭の模擬店に登場しています。業者から、材料や使用するカップも取り寄せられるので、準備や仕込みも簡単。カップにドリンクとタピオカを入れれば出来上がる、という手軽さが人気の理由です。フレーバーやトッピングの組み合わせを楽しめるのも魅力です。
「限定品」の味を楽しもう
定番商品から新登場のものまで、模擬店に並ぶスイーツは文化祭の楽しみのひとつ。予算や食品衛生上の制限もあるなかで、生徒たちが工夫を凝らしたアレンジスイーツは、ここでしか食べられない「限定品」です。文化祭へ出かけたら、そんな模擬店スイーツを是非とも味わってみてください!
参考: