リンゴダイエット、バナナダイエット、豆乳ダイエットなどさまざまな食品を用いたダイエット方法がありますが、今回、注目したいのはヨーグルトを使った“ホットヨーグルトダイエット”という方法です。
その名の通り、温めたヨーグルトを食べるというだけのダイエット方法ですが、そこには痩せるというだけではなく、驚きの健康パワーも含まれています。
ヨーグルト=冷たいもの、という今までの概念を吹き飛ばす、ホットヨーグルトの魅力をご紹介します。
温かいヨーグルト!? その効果とは?
便秘解消やダイエットの為にヨーグルトを食べているという方は多いと思います。しかし、冷たいヨーグルトを食べ続けていると内臓が冷え、胃や腸の機能が低下してしまいます。それではせっかく体内に取り込まれた乳酸菌も本来の働きをすることができません。
ヨーグルトを温めることで、胃や腸を冷やすことなく体内で乳酸菌が本来の力を発揮します。それにより、便秘解消やそれに伴う美肌効果、ダイエット効果などうれしい結果に繋がります。
また、ヨーグルトを温めることで、とくにカルシウムの吸収率がアップします。体内にカルシウムが不足すると副甲状腺ホルモンが分泌され脂肪がつきやすくなります。このことから、ホットヨーグルトでカルシウムを補うことで、ダイエット効果が期待できるようです。
作り方&食べ方の基本ルール
いいことづくめのホットヨーグルトダイエット、さっそく実践したくなりませんか? では、どのように作ればよいのか、また、どのように食べるのが効果的なのかをご紹介します。
作り方は、無糖もしくは低脂肪のプレーンヨーグルト(100~120g)を耐熱容器に入れ、水大さじ1杯、はちみつ大さじ1杯を加えてかき混ぜ、ラップをせずに電子レンジで30秒から1分加熱するだけです。
甘みは、はちみつのほかにお好みのジャムや砂糖でもよいでしょう。ただしダイエット効果を狙うためにも、入れすぎにはご注意を!
加熱時間は電子レンジによって異なりますが、目安はヨーグルトがサラサラの状態になればOK。温めすぎるとヨーグルトが分離してしまいます。
ホットヨーグルトは、ダイエット効果を一番に求めるのなら朝食に置き換えるのが効果的です。また、置き換えるのは無理でも食前に食べることでも効果が得られます。はちみつの甘みは満足感を与えてくれ、食べ過ぎを防ぐこともできます。また、便秘解消が目的の場合には食後に食べることがおすすめです。
アレンジホットヨーグルト
簡単に作ることができ、毎日の生活にも取り入れやすいホットヨーグルト。毎日食べても飽きないように、便利なアレンジ法をいくつかご紹介しましょう。
まずは、ショウガです。ホットヨーグルトにすりおろしショウガを一つまみ入れるだけ。ショウガのぽかぽかパワーが加わってよりダイエット効果の高いホットヨーグルトになります。
つぎに、すりゴマ。ゴマには抗酸化作用があり、体内の悪玉コレステロールを撃退する力があります。ホットゴマヨーグルトにすれば、ダイエットと同時に老化対策も行うことができますね。
ほかにも、甘さを抑えて煮たリンゴや、シリアル、きな粉やココアを入れてもおいしくいただけます。
ダイエット中の強い味方!
ダイエット中、必ず訪れるのが停滞期。今まで通りに過ごしていても体重が落ちにくくなる時期があります。それは食事制限などで起こるカルシウムが不足の可能性が高いとされており、ホットヨーグルトダイエットは、その停滞期を乗り越えるのに適したダイエット法と言えます。
また、乳酸菌には便秘解消だけではなく免疫力のアップや血中コレステロールを抑える働きなどもあり、健康志向の人にとっても強い味方となります。
食欲の秋、そして年末年始と、おいしいものをいただく機会が増えそうなこれからのシーズンにもおすすめです。無理なくダイエットを始めたい方に是非おすすめのホットヨーグルトダイエットを、あなたもさっそく始めてみませんか?
参考: