栄養豊富な食品として、子どもから大人まで広く飲まれている牛乳ですが、においや味が苦手という人や、おなかをこわしやすくて飲めないという人も少なくないようです。
では、牛乳の代用品となるものは何でしょうか? 大豆製品になじみが深い日本では、豆乳が一般的ですね。一方、ベジタリアンが多い海外では、豆乳以外にもさまざまなものから作られた「ミルク」が親しまれています。その中でも、特に美容に効く栄養素を持つとされている、アーモンドミルクをご紹介します。
牛乳が苦手な方でも、アーモンドミルクを代わりに飲めば、栄養をしっかりと補充することができます。さらにカロリーも抑えられるため、美容に気をつかう女性以外にも、幅広い層の人々の健康管理に役立ちそうです。
体の中からフレッシュに!? アーモンドミルクのチカラ
ナッツは栄養素の宝庫として注目されていますが、中でもアーモンドには、ビタミンEやオレイン酸の含有量が多く、美容のために摂取すると良いとされています。
例えば、ビタミンEは細胞の酸化を抑え、体内をリフレッシュしてくれるうえに、生活習慣病の予防効果も期待されています。さらに、オレイン酸は体内の悪玉コレステロールを下げる働きがあり、血液をサラサラにしてくれる効果があるといわれています。
そんな美容と健康をサポートしてくれるうれしいアーモンドですが、食べ方のバリエーションがなかなか思いつかず、飽きてしまって長続きしないという人も多いかもしれません。
そこで、おすすめするのがアーモンドミルク。お料理に使ったり、スムージーにして飲んだりすることで、飽きずに続けられます。ビタミンEやオレイン酸は熱に強く、お料理に使っても栄養素が失われる心配がない点もうれしいですね。
アイデアレシピで、ヘルシー&美しさを!
そのまま飲んでもおいしいアーモンドミルクですが、お料理に使えば無理なくしっかり栄養を摂ることができて、より効果的です。そこで、毎日食べて、栄養をしっかり摂れるレシピをご紹介します。
野菜たっぷり! アーモンドミルクスープ
材料:4人分
- じゃがいも 2個
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/2個
- 大根 100g
- エリンギ 100g
- 水 400cc
- コンソメ 小さじ4
- ベーコン 100g
- アーモンドミルク 400cc
- 塩 少々
作り方:
- 野菜とベーコンは角切りにして、じゃがいもは水に浸しておきます。
- 鍋に、水、コンソメ、玉ねぎ、にんじん、大根、エリンギを入れて、柔らかくなるまで煮込みます。
- 野菜が柔らかくなったら、水気をきったじゃがいもとベーコンを加えて、ふたをして煮込みます。
- じゃがいもが煮えたら、アーモンドミルクを加えて、塩で味を調えれば、完成です。
アーモンドミルクはコレステロールがゼロなので、ダイエット中の人でも安心して食べることができます。ビタミンEは適度な脂質と一緒に食べることで、より吸収されやすくなるので、ベーコンの油も気にせずに食べることができます。野菜とアーモンドミルクで、ヘルシーにおなかを満たしてくれますよ。
女性にうれしいアーモンドミルクスムージー
材料:1人分
- 生ブロッコリー 70g
- バナナ 1/2本
- オレンジジュース 30cc
- アーモンドミルク 100cc
作り方:
- すべての材料をミキサーにかければ、完成です。
ブロッコリーには、女性の身体に欠かせない葉酸やビタミン類が豊富に含まれています。ビタミンCは、熱に弱いため生のままジュースにすれば、栄養をこわさずに摂取することができるでしょう。アーモンドミルクを使った、ヘルシーさ満点の飲み物です。
継続することが美肌への近道!
アーモンドミルクに含まれる効果とそのおいしい活用法をご紹介しました。牛乳と同じように、お菓子やおかずなどいろいろな料理に使うことで、無理なくその栄養素を摂取できます。
牛乳や豆乳に置き換えるだけなので、案外手軽に取り入れられますよね。毎日の習慣にすれば、体調が良くなるほか、内側からハリ?ツヤのある美肌を手に入れることができるはずです!
参考: