ロースイーツで美と健康をコントロール!

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ロースイーツをご存知ですか? ローフードの調理方法や食材だけを使って作られたスイーツです。まだまだ一般的ではありませんが、美と健康を意識したいけれど甘いものは止められない……という方にはぜひ試していただきたいスイーツです。

ローフードとは? ロースイーツとは? 知られざるローの世界をご案内します。

ローフードと、そのメリットは?

“酵素”のパワーを最大限に活かす

ローフードとは「低温(ロー)」で調理した「食物(フード)」のことです。その温度の上限は46~48度。これ以上の熱が加わると、食物自体が持っている酵素が壊れてしまうからです。

食材を加熱処理することによってできた食品は、それを消化するために体内で消化酵素を作る必要があります。体に余計な負担がかかることで、細胞を活性化させたりデトックスさせたりする力が弱くなってしまうというのが、ローフードの基本的な考え方です。食物酵素の恩恵を最大限に活かすことで、美と健康を手に入れられる、というわけです。

基本は野菜中心の食事

生野菜やフルーツには酵素がたっぷり含まれています。そのため、ローフードの食生活は生のまま食べられるサラダやフルーツが中心となります。葉物野菜とフルーツを細かく粉砕して飲むグリーンスムージーも、ローフードの一種といえるでしょう。

ロースイーツってなに?

ローフード食では、小麦粉や動物性のバター、卵を使って高温でこんがり焼いたようなスイーツは食べられません。また、砂糖はとうきびを精製するために加熱処理が施されているので使えません。このような条件があるなかで、ローフードのさまざまな食材の基準、調理方法をクリアしてできたものがロースイーツなのです。

どんな食材が使われているの?

砂糖の代わりに、メープルの樹液(メープルシロップ)やマヌカの花の蜜(マヌカハニー)を使って甘みを出します。また、小麦粉の代わりには、生のアーモンドやカシューナッツなどのパウダーを使います。カカオ豆を低温で処理して作ったローカカオ、低温乾燥させたドライフルーツやナッツ類などもよく使われます。

代表的なロースイーツ

限られた食材や調理法で、いったいどんなスイーツができるのでしょうか。代表的なものを挙げてみます。

ローチョコレート

ローカカオのパウダーに、カカオバターとマヌカハニーなどローフードの甘味を加えて作ったものです。カカオバターを溶かすときも48度以上にならないように、湯煎にかけて溶かします。これを冷蔵庫に入れて冷やし固めれば、ローチョコレートの出来上がり。ポリフェノールがたっぷりと詰まった、健康的なロースイーツです。

ロークッキー

アーモンドパウダーにローフードの甘味やドライフルーツを加えて生地を作り、ディハイドレーターで水分を飛ばしたものがロークッキーです。ディハイドレーターとは、低温の風を当てて食材の水分を飛ばすローフード用の調理器具。乾燥させることで、焼いたときのようなサクサクとした食感を得ることができます。

ローアイスクリーム

ローアイスクリームのベースとなるのは生のカシューナッツです。これをミキサーやブレンダーで細かく粉砕し、マヌカハニーなどと合わせてペースト状にします。ここにローカカオパウダーを入れれば、ローチョコレートアイスクリームに。バナナやイチゴなどのフルーツを入れれば、ローバナナアイスクリーム、ローストロベリーアイスクリームなどにアレンジできます。

冷凍庫で凍らせるときに何回かかき混ぜて空気が含まれるようにすると、よりアイスクリームらしいなめらかな食感になりますよ。

甘いものが止められないならロースイーツを

さまざまな工夫が凝らされたロースイーツ、いかがでしたか? ローフード実践者ではなくとも、成人病予防や肥満予防に効果のありそうなスイーツなのです。美と健康のために甘いものを控えたい、でも止められない……そんなときにもロースイーツは心強い味方になってくれそうですね。

参考: