楽しい発見がたくさん!お菓子工場でアルバイトって?

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お中元やお歳暮シーズンの少し前、あるいはクリスマスの少し前になると、お菓子工場のアルバイト求人を多く見かけます。甘い香りに包まれてクッキーを焼いたり、ケーキを作ったり……考えるだけでも楽しそうです。

しかし、実際のところはどうなの? 工場の中でどんなふうにクッキーやケーキは作られるの? アルバイトはどんな仕事をするの? もしかしたら、ケーキもクッキーも食べ放題かも!? なんていろんな疑問が浮かぶ方のために、お菓子工場を徹底リサーチしちゃいます。

お菓子の工場ってどんなところ?

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お菓子工場とは、大きな企業の工場から小さな工場までさまざま。作るものによって導入されている機械も大きく違います。

すべてが機械化されている工場では、人間の作業はごくわずか。形や大きさにおかしなものはないか、ベルトコンベアで流れてくるお菓子をチェックする作業や、袋などに入れられたお菓子を段ボールなどに詰めたりする作業が多いようです。反対に、機械化があまり進んでいない工場では、手作業でかき混ぜたり、クリームを塗ったり、飾りつけをしたりという作業もあるようです。

どちらにしても基本は1人1作業。全員で分担して作業を行い、流れ作業で完成させていくのがお菓子工場の基本です。

仲間との絆も魅力のひとつ

そんなお菓子工場のメリットのひとつは働き方が選べること。長期的にじっくり働くも良し、クリスマスシーズンだけ短期的に働くも良し。また、24時間稼働している工場もありますから、早朝から深夜まで時間を選んで働くこともできます。もちろん深夜は時給もアップ。自分のペースにあった働き方を見つけられそうです。

そんな職場ですから、働いている人もいろいろです。短期バイトの学生さん、主婦、夢を追うフリーター……もちろんお菓子大好きな人も。さまざまな仲間と一緒に働くことができる魅力的な職場と言えるでしょう。

やっぱりお得にお菓子が食べられる!?

そして、最大のメリットといえばやはり、お菓子に囲まれて働けることではないでしょうか。お菓子好きな方にはこれ以上にない職場! 工場での流れ作業とはいえ、お菓子やケーキを作る工程を直接見ることができて、場所によってはくだものの切り方や飾りつけまで指導してくれることもあるそうですよ。

さらに、余ったお菓子は食べ放題な工場が多いのだとか。形が悪かったり規格に外れたものなどが、工場の休憩室で食べ放題だったり、驚くほどの低価格で購入できたりと、やはり、みなさんが想像する通りのようです。クリスマスケーキを作る工場では、クリスマス当日、余ったケーキをもらえたという話もあります。

最近ではゴミの削減運動などが進んでいるせいか、“規格外のお菓子をゴミとして捨てるくらいなら”とすすんで食べさせてくれるところも多いようですが、工場によってさまざまですので、きちんと確認したほうがよいでしょう。

自分に合った作業が任される

お菓子作り、ケーキ作りというと興味を持つのは女性の方が多い一方で、工場での作業というのは男性向きの仕事のイメージが強いかもしれません。実際、お菓子工場で働く方々の男女比率は半々くらいのようです。

お菓子作りは想像以上に力のいる作業。それも数百、数千の単位で作るとなればなおさらです。力のある男性スタッフには重い小麦粉等の運搬作業や、完成品の納品作業。細かい作業が丁寧な女性スタッフには、商品のチェック作業やデコレーション作業など、その人に合った作業が割り当てられるようです。

気になっていた人、今がチャンスです!

いかがでしたか? クリスマスやバレンタインなどのイベントは毎年盛況で、コンビニスイーツなども流行して、今、お菓子業界は活気づいています。

自分に合った仕事を割り当ててもらえて、さらにお菓子に囲まれて仕事ができる。お菓子好きには本当にたまらない仕事ですよね。ぜひ、興味のある方はチャレンジしてみてはどうでしょうか?

参考: