ヨーロッパに行ったら必ずこれを買え!喜ばれるお菓子のおみやげ5選

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ヨーロッパへの旅行まであと少し! 友達や家族、職場の人へのおみやげリストを作ろうとしてもなかなか決められない……

そんな方のために、今回は、ヨーロッパでおすすめのお菓子のお土産をまとめてご紹介します!地域の食材を生かしたものや、伝統的な作りのもの。それぞれに各国の特徴が現れています。おみやげにして、そのお菓子の由来について話をするのもまた、旅のおみやげのひとつになりますね。

今回は、日持ちがするだけでなく、日本ではまだ見かけないようなものを取り上げました。フランス、イタリア、ドイツ、イギリス、スペインからひとつずつお届けします!

1. フランスのフルーツパテ

フルーツパテは、旬のフルーツを砂糖などと一緒に煮詰めてドロドロにしたものを、パテのように型に入れて固めたお菓子です。半透明の美しい色合いは、まるでジュエリーのよう。日持ちがするだけでなく、見映えもよいので、おみやげに最適です。フルーツのエキスがぎゅっと閉じ込められたパテには、素材の味が凝縮されています。オレンジ、いちご、あんず、カシスなど、店によってフルーツの種類だけでなく、甘みの強弱、形も異なるので、いろいろ比べてみるのも楽しいでしょう。また、冷やして食べると、よりいっそうおいしくなりますよ。

2. イタリアのアーモンドクッキー

イタリア人は老若男女を問わず、甘いものが大好きです。食後のデザートはいうに及ばず、スーツ姿の男性がジェラートを食べながら町を歩く姿もよく見られます。お菓子の種類も豊富ですが、おみやげに便利なものとして、アーモンドの粉で作った「パスタ・ディ・マンドルラ」という焼き菓子があります。小麦粉で作ったお菓子と違い、焼きあがってもしっとりとした食感が残ります。ずっしりと濃厚な甘みは、日本ではなかなかお目にかかれません。日持ちもするので、旅行のおみやげにおすすめです!

3. ドイツのシュトーレン

クリスマスが近づくとドイツで食べられるシュトーレン。洋酒に漬け込んだドライフルーツと、クルミや松の実などのナッツ類を、生地にぎっしりと混ぜ込んで焼かれたケーキです。そして、このお菓子の最大の特徴は、日持ちがするという点にあります。そのため、本場のドイツでもこのシュトーレンを家庭で作ったら、1日で食べてしまうようなことはありません。時間が経って味がなじんでいくほどおいしくなるので、クリスマスまで、少しずつカットして食べながら、楽しみます。

4. イギリスのライスプディング

イギリスの伝統的な定番スイーツ、ライスプディングは、お米で作ったお菓子です。基本的にはミルクと砂糖でお米を煮て、そこにシナモンを入れて風味をつけたものです。ナッツ入りやフルーツソースがけなどバリエーションもあり、型に流して冷やし固めたり、ドロドロのままのものをスプーンですくって食べたりします。最近では個包装され、スーパーマーケットなどでも買えるようになりました。常温のままで持ち運びができるので、めずらしいスイーツのおみやげとして、いかがでしょうか。

5. スペインのトゥロン

トゥロンは、アーモンドとはちみつで作られたスペインのヌガーで、クリスマスによく食べられます。日本でヌガーというと、柔らかいものをイメージしますね。しかし、本場スペインには、柔らかいトゥロン・ブランドと、硬いトゥロン・ドゥーロの2種類があります。柔らかいほうはアーモンドを粉状にしてから、硬いほうはそのままの状態で使います。トゥロン・ドゥーロはきちんと成形され、かなりハードなので、砕いて食べます。どちらも日持ちがするので、おみやげに最適です。みんなでいっしょに、硬いトゥロン・ドゥーロを叩き割って食べるのも楽しいでしょう。

 

旅の思い出をお菓子に込めてヨーロッパにはまだまだ日本で知られていないお菓子があります。伝統的なものだけでなく、新しく生まれるものもあるでしょう。甘いものを口にすると、幸せな気分になるものです。

楽しかった旅の思い出を込めて、おみやげにお菓子を選んでみませんか?

参考: